2007年5月8日火曜日

この時代

紹介 『この時代!』・「ガイア・アセンション」シリーズ

珠玉のメッセージ1:時代の本流
ナノセカンド(この時代!)

非常にまれに、時空の或る場所で、宇宙のエネルギーの巨大な加速が起こることがあります。星々、惑星たち、そして無数の宇宙のプレーヤーたちを含む、様々な形態の知性を持つ存在たちの共同合意によって、その加速は計画されます。それは、エネルギーの巨大な波動的変化を統合することによって、はるかに大きい現実体験へ、種々の参画者たちの目を開くように設計されています。こうした覚醒の時代へのゲートウェイ(関門)が、あなた方の世界では1987年に開かれ、25年間の前例のない変化と幾何級数的な変容を開始しました。

私たちは、年代記の中のこの特別の期間を、しばしば「ナノセカンド」と言って引き合いに出します。というのは、ある眺望と観点からは、この25年間は、《まばたき》より速く通り過ぎるからです。

すべてのものが加速し続けているので、やがて途方もなく大きい変化が起こるでしょう。そして、現実についてのあなた方の思い込みは、《まばたき》の間にひっくり返るでしょう。

これは、全体として「アセンション」を説明しています。それも、今回の太陽系と近傍宇宙全体のアセンションのような、関係する全存在が同時に行うグローバル・アセンションのことです。そしてそれは、「天から降ってくる」ような出来事ではなく、共同合意によって計画されるものです。

「ゲートウェイが開かれ」たということは、ダムの水門が開かれたようなものです。それによって宇宙からのエネルギーが、とりわけ天の河銀河の中心からのエネルギーが、私たちの世界へ滔々と流入するようになり、アセンションへの動きが加速しました。
その前にある「エネルギーの巨大な波動的変化を統合する」の意味は、《この時代》に宇宙から来る特別のエネルギーが、太陽のような星々や地球のような惑星たち、そして人類や動植物のような惑星の住民たちの波動レベルを、つまりエネルギーの質を変化させる。そして、それらがすべて統合されることによって、空前の現実が創造される、つまりアセンションが引き起こされるということです。

地球での25年間は、悠久の宇宙の営みからすれば、また永遠に生きる彼ら宇宙存在の時間感覚からすれば、まさに「ナノセカンド(10億分の1秒)」なのでしょう。

この「加速」は、この先もっと速くなるはずです。それは、幾何級数的な変化でしょう。幾何級数的な変化は、例外なしに「途方もなく大きい」転換を引き起こします。それがどういう様相を持つにせよ、この先、何年も待つ必要はないでしょう。
「現実についての」私たちの「思い込み」が、「《まばたき》の間にひっくり返る」ことになるのは、別の要因もあります。つまり、私たちの社会の正統的な「思い込み」は、この著作の随所に書かれていますが、この世界の支配者たちによって作為的に捏造され植えつけられたもので、真実という基盤を欠いています。したがって、光が強くなり、人々の意識が変容してくれば、必然的に土台から崩落することになるのです。

●2012年12月21日(冬至)

人類の変容の25年間を通して、銀河の中心から来るエネルギーが、最も重要な役割を果たしています。2012年の12月には、冬至の太陽が、地球から3万光年以上先にある、天の河銀河の中心と整列して、《ナノセカンド》が絶頂となります。12月21日に太陽は、天の河の交点と合(ごう)になって昇り、黄道面が2万6千年の整然と進んだサイクルを完結します。この出来事は、長く待ち望まれた帰郷のようなもので、霊的存在としての、あなた方の最も深いルーツへ再結合するものです。あなた方は、《母の子宮》から来る無限の創造性によって、再充電され再び活気を与えられるでしょう。そして、あなた方の起源についての真実を知ることになるでしょう。このめでたい再会に向けて歳月が展開するにつれ、あなた方の太陽系は、その巨大な出来事への準備として、ますます活動を強めるようになるでしょう。

「合(ごう)」は一般には、地球から見て惑星と太陽が造る角度がゼロになることをいいますが、ここでは黄道面(天球上の太陽の経路が造る面)と天の河銀河の回転面との交差点から太陽が昇る現象をいいます。つまり、日の出時に、地球から見た太陽と銀河面が造る角度がゼロになることです。この現象は、約「2万6千年」に1回起こるもので、天文学的には地球の歳差運動(自転軸の方向が変化する運動)の周期に関係しています。

「2012年12月21日」は、マヤ暦の最後の日でもあるので、これを援用して、地球の終末の日であるかのようなセンセーショナルなとらえ方をすることは正しくありません。サイクルの節目であることは事実ですが、「終点」ではなく「通過点」と考えるべきでしょう。そして、新たなサイクルに向けての「出発点」でもあります。人類は過去にも、同じ「通過点」を通って今日に至っているわけです。

「霊的存在としての、あなた方の最も深いルーツ」とは、「神(の分身)」である私たちの魂の源のことです。「母の子宮」も同じ意味です。意識のレベルで、私たちが、再びそこに繋がるようになるというわけです。

●どうして私たちが? どうして地球が? どうして今?

あなた方は、持てる力をものにし、気付きを拡大し、そして精神的に成長する機会が、無制限にあるとみられる時代に生きています。見方によっては、これは、無数にある可能性としての現実、次元そして万物への道の中での、「あるべき時と場所」なのです。

宇宙ではもっと壮大な計画が展開されつつあり、その種は、地球のすべての人によって播かれました。

この大転換の究極の目的は、新しくひときわ強い悟りの波動レベルを達成する道を切り開いて、全宇宙の利用に供することです。

あなたの人生を、そして世界全体としてのそれを、正直に扱うことへの圧力がこれほど強かったことはありません。この任務に要求される強さの度合いは、一部の人には、とても耐えられないことのようにみえます。この変化の時代に、《容認された考え方の箱》の外へ拡張した、人生への観点や視野を持つように、あなたの心を開くことは、賢明で敬服にあたいすることです。《この時代》の加速されたエネルギーによって引き起こされる途方もない挑戦は、あなた方が、現実を新しいやり方で知覚することを刺激するのに、実際に役立っています。あなたは、惑星地球での「偉大な精神的覚醒」を起こしている(人類を含めた)《意識を持つ存在たち》の役割に対して、あなた独自のユニークな観点を持って貢献するために、この場所に、この時期にいることを選んだのです。

地球で生を持っていることがこれほど幸運な時は他になく、年代記に、最新の《転生物語》として記録されるでしょう。未来のいつの日にか、あなたは、エネルギーが膨大に強化された時期に地球に住んだ体験についての、偉大な物語を語ることがあるでしょう。それは、壮大かつ極めて重要で、年代記の中で不朽の価値を持つ、多次元の神秘が現れた25年の期間のことです。

宇宙での「もっと壮大な計画」とは、これまで地上でも空(宇宙)でも絶えることのなかった戦乱の時代に終止符を打って(「天にあるごとく地にあり」、「地にあるごとく天にある」)、物質宇宙の恒久平和を実現することです。その種子として選ばれたのが、銀河の端っこを周回する太陽系であり、その中で唯一の「水の惑星」である地球、そして地球人類ということでしょう。
地球と地球人類が選ばれた理由は理解できます。ひとつは、(「地にある」が如く宇宙規模での混乱が頂点に達した)この時期に、たまたま地球が2万6千年というサイクルの終点を迎えることです。
もっと大きい理由は、地球人類が、積年の悪の支配と分裂状態の中で、「悪」について最も豊富な実体験を持っていることでしょう。「悪」を深く知らなければ、「善」の認識も甘いものになり、またそれを希求する意欲も弱いものになります。おそらく、宇宙のこの領域では、地球人以上に「新しくひときわ強い悟りの波動レベルを達成する」適性を備えた種族はいないのでしょう。
この宇宙の大転換の種子が、「地球のすべての人によって播かれ」たという意味は、いま地球にいるすべての人が、この大転換に貢献するために、この時期の地球へやって来た(自分自身を誕生させた、つまり転生した)ということです。したがって、地球人自身が種子そのものです。種子として身を挺して、この大転換の渦中に入り込み、その成果を「全宇宙の利用に供する」わけです。
私たちは、自分たちで考えている以上に、貴重で、そして力を持つ存在です。
いま、宇宙のあらゆる領域から、この一大イベント観察し、あるいは支援し、または妨害するために、無数の存在たちが集まっている背景には、以上のようなことがあります。

「正直に扱う」とは、トゥルー・マインド(True Mind)を表明することです。誰でも、「容認された考え方の箱」の中にいる限りは、少なくとも現状は維持できて、外の世界に打って出るよりは、一見したところでは、安全で居心地がいいようにみえるでしょう。しかしその姿勢は、様々な疑問や矛盾に目をつぶり、見えないフリをすることに通じます。悪意の支配構造がある場合に、それに加担し、それを固定化することに通じます。多くの人がこのスタンスを採ってきた結果、今日の世界があります。
この姿勢を、抜本的に改めることを、いま求められています。疑問は疑問として臆することなく表明して、それを糺す(ただす)ために自分として何ができるかを考え、行動することです。それは何よりも、私たちが《この時代!》に地球で生きることを選んだ当初の目的に沿って、自分なりの貢献をするための大前提なのです。

これだけ重大なイベントが現に進行中で、すでに中盤を過ぎて、巨大な転換点が目前に迫っているというのに、この事実が、いまだに社会一般の共通認識になっていないのはなぜでしょうか。これこそ正に、私たちの社会に巣くう積年の病根で、遂に最終的に克服されようとしている事柄です。次項をご覧ください。

●コントロール

あなた方の想像力は、この物質世界と交差している、目に見えない非物質領域を認識して探索する、重要な手段です。想像力が持つこの性質は、近代では顧みられなくなりました。それは、人体が持つ力と可能性に対する極度の不信と疑念を強調した、たいへん効果的で悪意の組織的コントロール活動が、長期間行われてきたためです。目に見えない非物質領域と物質世界とは、ひとつの現実が持っている諸相の全体だということを知ってください。瞬間から瞬間へと、あなた方の意識は、物質界と非物質界の両方で、この上なく優美にそして易々と働いています。あなた方は、生まれながらにこの能力を持っているのですが、虚偽の能力限界を信じるように、そして、心の奥底で知っていることを、信じないように誘導されてきたのです。人類の心を条件付けしコントロールする企てのルーツは、たいへん古い時代にあります。そして、現実の性質についての数多くの制限的な観念が、あなた方の遺伝的遺産の中に、揺るぎなく固められて記号化され、世代から世代へと、その正当性や意図について疑問が提起されることもなく、引き継がれてきたのです。

現実というものについての、いわゆる「公式バージョン」が、今や疑問視されているとは事実であるとしても、まだ多くの人は、21世紀の初頭で人類は、前例のない科学技術的成果の先端にいるという、幻想の中に住んでいます。つまり、人類文明が、かつて興ったどの文明をもはるかにしのぐ、発展と洗練の頂点に達した時と場所であると信じています。実際には、これまで教えられ記録された歴史は、巨大な虚構なのです。人類は、教育機関などが、特に科学の分野で、新しいアイディアや発明を気高い理念で追求して、生活水準を上げる努力をしてくれていると信じるように、条件付けられています。これは、まったく事実ではありません。生活を自由にする、価値ある発明のほとんどは、選り分けられて大衆から隠されてきました――個人の発明家たちは、代替的なエネルギー源を追求しようとすると、妨害や束縛を受けます。また、健康分野のパイオニアたちは、お金のかからない治療方法を見つけると、しばしば脅かされたり殺されたりします。さらに、地質学者、ジャーナリスト、そして考古学者たちは、現実についての「公式バージョン」を打ち破る情報を公表しようとする時に、特に標的にされています。

真実のコントロールを担当している者たちにとって、真実を隠す仕事は、人々の気付きが加速するにつれて、ますます緊張に満ちたものになりつつあります。あなた方の惑星の支配者たちは、あなた方が地球の神秘を理解しないことをダメ押しするように、最善を尽くして、首尾よくゲームをしています。何千年もの間、彼らは地球に混乱を創ることに成功してきました。その目的は、すべての人を、うず高く積まれた有益で実際的な知恵や重要な業績などを、理解し統合することから逸らすことでした――それらは、生や死のドラマ、そして精神的成長の機会など、どの文明にとっても重要な遺産なのですが。

人々の目を、もっと大きな全体像から逸らせる撹乱情報のことを、完全に理解している人はほとんどいません。

長期間行われてきた「悪意の組織的コントロール活動」の筆頭は、記録された歴史でシュメールに最初に登場した「アヌンナキ(天から地球へ来た者たち)」によるものです。彼らは、相対的に文化の遅れていた地球人を支配して意のままに操り、地球人の子分たちも使って、強固な支配体制を築いたのです。この支配は、最初は公然としたものでしたが、時代と共に彼ら自身は水面下に潜り、地球人の支配者を通じた間接支配に移行します(彼らの寿命は私たちの尺度とは全く違います)。その方が、彼らにとって都合がいいことに気付いたわけです。そのために、アヌンナキの存在自体が、ごく一部の者を除いて、完全に忘れられてしまったのです(イナンナ[イシュタル]やマルドゥクなどの、神話の世界に移行しました)。
いま現在アヌンナキは、転向してポジティブな宇宙集団の側についていますが、地球人の残党による支配構造は、依然として生き残っています。

「真実を隠す仕事」が「緊張に満ちたものに」なってきているのは、人々の意識を操ることが、かつてのように簡単な仕事ではなくなってきているからです。それに加えて、支配組織の内部からも続々と「造反者」が現れて、機密事項が流出するようになったこともあります。そしてもちろん、本著のように、地球の支配者たちの一挙手一投足を監視している宇宙存在たちから、彼らを丸裸にした情報が伝えられることがあります。

それでも、彼ら支配者たちは(これまでのところ)「首尾よくゲームをして」おり、その一方で、「撹乱情報のことを、完全に理解している人はほとんどいません」という現実があります。

●9/11マジック

世界の支配者たちによって、広範にわたって遂行されている今の戦争と支配は、彼らの、人類への支配力を失うことへの、死にもの狂いの状態を表しています。彼らは、あなた方が注意を向けることや、持てる力に目覚めることを逸らすためなら、どんなことでもするでしょう。目覚めようとしない人々は、自分たちをコントロールしている連中に、栄養を与えているのです。これは、思慮を欠いた、古い合意事項です。意識が目覚めれば、管理者(コントローラー)は要りません。私たちは、あなた方の現実について、実現可能性を保障することはできませんが、あなた方は間違いなく、あなた方が望むような世界を創ることができます。したがって、実質的に、この努力については無限のサポートがあることになります。

これまで長い間、極悪な世界の支配者たちによる、すべての人類の注意を、ある単一の時間のラインに集中させるという計画があります。覚えているでしょうが、あなたの人生の創造に対して、あなたが責任を負うという役割を放棄すれば、あなたに代わってそれをコントロールしようとする他の者を、あなたは創造することになります。「9/11」の出来事の背後にある詐欺的な仕掛けは、黒魔術の古典的な儀式の実例で、時間をコントロールして巧みに操作し、それをゆがめて、《わな》を造る企てです。そして、計画的なメディアのプログラミングによって、できるだけ多くの人々を、恐怖心が造る出入り口を通して、その《わな》へ誘導するものです。イベントというものは、いつも最大限の効果を挙げるように編成できます。しかし、結果は予め決定できるものではなく、それを不確定性原理が支配し、どんな場合でも選択の自由が優先するのです。

よくあることですが、「こういう現実を私は望んだ覚えがない」---と思ったことはないでしょうか。表面意識では確かにその通りでも、ほとんどの場合、潜在意識で(つまり表面意識が気付いていない内心で)そういう現実を創ることに(個人または集合として)「合意」しているのです。その中には、はるか昔の先祖の時代に合意されたものが、そのまま引き継がれているものもあるかもしれません。「合意」なしに、現実が勝手にやって来ることはありません。これは、私たちの創造性の一面です。
自分のスタンスのなかで、親や学校や社会から、漫然と受け入れたものがないかどうか、真剣に洗い直してみる必要があります。特に、マスメディアの世界にドップリ浸りながら、波風立てずに生きていく姿勢は、極めて危険です。それこそ、「彼ら」の思うツボに、ぴったり嵌ることになります。自分の「現実創り」を、絶対に他者に(特にマスメディアに)売り渡さないようにしなければなりません。

「黒魔術」にしろ錬金術にしろ、架空の世界の物語ではなく、一部の者に独占されてきた実在する技術です。独占状態を最も効果的に維持する手段は、科学の名において、それらを迷信やインチキとして排斥することです。ご存知のように、科学の歴史を通じて、その通りのことが行われてきたわけです。
しかし、どんな悪事が企画されたとしても、「自分の現実を自分が創る」ことができる私たちの力が消えるわけではありません。私たちに必要なのは、その力を信頼すること、そして正しい選択を行うことです。
ちなみに、「不確定性原理」は、ハイゼンベルグが提唱した量子力学の原理ですが、ここでは、未来を予め確定させることはできないという意味に使っています。


珠玉のメッセージ2:創造の本質
創造のメカニズム

地球上のすべての人は、《思いが現実を創る》という真実への、人類の集団的覚醒に参画して貢献するために、ここにいます。これを理解することは致命的に重要です。というのは、万物の壮大な多次元的性質を、自ら創造しながら探究できるように、互いに織り合わされた現実の各階層と各レベルに、あなた方は繋がっているからです。

あなた方の独自性には、物質的なものと非物質的なものの両方があって、様々な現実に及んでいます。しかし、あなた方は、そうした現実の存在を無視するように仕向けられ教育されてきました。

3次元の現実は、万物の壮大な織物に本来備わっている、1つの構成要素です。その織物は、物質界や夢の世界で、またあなた方の知覚力を超えた世界で、あなた方が出会ったり創造したりする全てのものを、よどみなく支え続けるための繋がりや含意で満ちています。あなた方自身のことを知るためには、この織物の中に深く入っていく必要があります。

あなたの想像力は、たいへん貴重で手ごろな道具で、あなたの注意を、人生で創造したいことに向けて発達させ訓練するのに役立ちます。想像の世界では、あらゆる思いは現実です。
 
私たちは、この物質世界での自分の遭遇や創造については明白な認識があります。また夢の世界でも、同じようなことをしているわけですが、これについての知覚は概して淡いものでしょう。さらに、全くその認識がないとしても、非物質世界でも同様に活動しているわけです。
そして、これらの「三界」は、相互に関連する巨大な織物になっていて、その「絡み合い」の中から、日々の出来事が生まれているという次第です。
この事実を前提にすれば、物質界だけに焦点を当てて何かの結果を出そうとしても、空回りするだけだということが分かるでしょう。
夢を大切にすること、そして意識の持ち方、想像力、信条などが、「良い創造」を行なう鍵です。

●創造力の誤用――制限の創造

もしあなたが、あなたの現実を《心配》によって条件付けすれば、厄介ごとを次々に創造することになります。《心配》は、何であれ他のネガティブな表現と同様に、からだにエネルギーが入るのをブロックするでしょう。あれこれ《心配》することは、たいへん強力でしつこい波動を持っており、問題が起こることを期待するメッセージを送ることになります。

あなたが掴んでしまった情報や思い込みは、現実の全体像を表すものではありません。それを知らずにあなたは、現実の中の1つの街路で生きる一方で、無数の他の機会を、気付かないまま見逃してしまうことになりがちです。制限的な思い込みを受け入れることは、生涯にわたって拘束服を着ているようなものだからです。あなたの人生の方向を決めるのは、あなたの最奥の中核信条で、それらは、あなたの思いや態度を通じて、毎日のように表出され散布されています。恐れで彩られた街路を選ぶ人々には、道路の分かれ道が目に入りません――彼らの思い込みが文字通り目隠しになって、別の見解や経路あるいは解決策のすべての可能性を、覆い隠し消してしまうのです。あなたの思い込みは、あなたの周辺の空間に、条件付けし限定する、電磁的な刻印を創ります――それが結局は、あなたの人生の全体験を引き寄せる役割を果たします。思いは生き物で、いったんあなたがそれを創れば、それ自体で生きるのです。けれども、ほとんどの場合あなたは、よく言われるように、どんなバージョンの世界を自分が起動したかについての手掛かりを持っていません。
                
何かのアイディアが話題になると、そのポジティブな面を評価しないで、素早く《心配》を探し出して提示することを習い性としている「心配探しの名人」が、あなたの周辺にも1人や2人はいるでしょう。
こうした人は、基本的に善意で、世のため人のためと思って、そしてもちろん自分自身の幸福追求のために、この「習性」をスタートさせたはずです。
しかし残念ながら、波動のメカニズムに気付いていない。そのメカニズムは、善意や悪意に関係なく、単に宇宙の物理的な法則として働くのです。
したがって、結果的には、自分自身はもとより、自分の周辺にも、「ネガティブな」影響を与えることになります。

私たちが、持てる創造力を十分に発揮できていない理由の1つとして、人生の早い段階で「制限的な思い込み」を、親、学校、社会、宗教あるいはマスメディアなどから「吸収」して、しっかり身につけてしまうことがあります。この意味で、世界全体を見て、もっとも大きい役割を果たしているのは宗教です。また、いわゆる「いい子」や「優等生」の評価を受けることは、すでに十分に危険ラインに達していると考えるべきでしょう。
一方、思いや意図が現実を創ることは事実ですが、とりとめのない妄想のような思いを次々とたどっていては、どの時点で何に思いを込めて宇宙へ発信したか、つまり「どんなバージョンの世界を自分が起動したか」を、振り返って整理してみることなど思いもよらないことでしょう。
思いや意図は、明確に力を込めて、つまり感情を込めて、発信することが大切です。

●悪用される創造性――民衆の操縦

何十年にもわたって、強くコントロールされ堕落したメディアのやってきたことは、管理された混乱状態を一致して報道し、大衆の注意を方向付けすることです。心理的な混乱や疲労を生むように台本が書かれ、いわば上演されてきたのです。破滅的でショッキングな出来事を情け容赦なく報道し何度も繰り返す、それに絶望や破壊のイメージを加えて見る者の心に繰り返し植えつける――これは、極度の不安状態を創り出し、実際に、心理戦争と軌を一にしています。当局が演じるのは、真実、半真実、ペテン、そしてウソなどの混合で、あなた方の希望をくじき、何をやってもうまくいかないと思わせることです――それが今や「あの」ニュースとしてまかり通り、あなた方の人生を支配するのです。

何百万もの人々が、同じ言葉を聴き、同じ映像を見て、同じ説明を聞くことに注意を集中させると、膨大なエネルギーが生み出され、巨大な単一の思考様式が創造されます。思考様式は波動の青写真で、現実を形造る命令セットを保有しています。メディアは、あなた方の注意を捕らえ、その上で、あなた方の想像力をプログラムします。これは、あなた方が独自の現実を形造ろうとする、個性的な創造意欲を実質的に抹消するだけでなく、自分自身を知ろうとする望みも挫くのです。

覚えておいて欲しいのですが、あなたの思いは、訓練された伝書鳩の帰巣と同じように働く、エネルギー波動の放送のようなものです――思いは、文字通り、あなたの心から飛び立って、何であれあなたが考えているものに繋がるのです。そして、エネルギーが加速したこの時代には、何事もずっと迅速に現実化します。現実化の宇宙原理を理解することは、宇宙への鍵を持つようなものです。もしあなたが、自分の思いに気付いていて、意識を集中させた通りのものが得られることを知っていれば、理想的には、あなたは意識して自分が希望する人生を創造していることになります。しかし、何かの弾みで、主流メディアの意識コントロール事業が売り付けるものを信じたとすれば、あなたはプログラムに従属することになり、利用されることになるでしょう。

文字通りこれと同じことが、例えば、「9/11」からアフガニスタン侵略、そしてイラク侵略へのプロセスで行われました。それを支えたのは、メディアによって植えつけられた民衆の恐怖心です。
このプロセスは、無数の「ウソ」で固められた作為的なシナリオに沿ったものだったことは、今では世界の常識になっています。しかしその当時において、ベトナム戦争の屈辱に懲りているはずのアメリカ人の圧倒的多数が、一致してその路線を支持し、多少でもそれと違う自分の考えを持つことができなかったメカニズムは何でしょうか。メディアは、どのように機能したのでしょうか。
それは、多くの人が、「何かの弾みで、主流メディアの意識コントロール事業が売り付けるものを信じた」結果として、「プログラムに従属することになり、利用されることに」なったというわけです。

私たちの多くが抱いている幻想は、「民主主義」です。
上記のように、メディアによって管理され混乱させられた頭で、適切な判断や選択ができるわけがないでしょう。私たちの社会が、まるで最後の拠りどころのように扱っている「民主主義」の実態は、この程度のものです。
2004年秋の大統領選挙の前までに、イラク侵略戦争の欺瞞は完全に暴かれていましたが、それでもアメリカ国民は第2期ブッシュ政権を誕生させたのです。
ここでは、代表選手としてアメリカを例にとっていますが、こうした状況はアメリカに限ったことではありません。
テレビや新聞と縁を切ること――これが、私たちが本来持っている創造力を自分のものにするために、簡単に実行できて最も重要な、最初のステップであることは明白でしょう。

集合での創造

人の意識は、様々な形やサイズをもって合体して、思考の構造や協力態勢への集合的合意を造ります。これが、あなた方の世界を実際に支えているのです。

人類は、全体としての世界を、無意識の基本的な集合的合意によって創っています。あなた方は、3次元の視点から現実の性質を探索するという、集合的合意に参画しています。そして、テレパシーや夢を通して、集合的な体験を活性化することに貢献しています。たとえその認識がないとしても、あなた方は、ものすごく創造的です。現実を探索する場所としての、あなた方の大きな現実世界を、いともたやすく夢から生み出しているのです。毎日の出会いや体験は、あなたにとって意義深い全くの私事のようにみえたとしても、実際には、無数の他の個人的な「いま」と深く絡み合っているのです。

あなた方が力を自分のものにし、きわめて重要な宇宙からのエネルギーを意識して利用するには、あなた方の《恐れ》が、全地球的な情緒汚染の現状に持続的に寄与していることを、まず認識するべきです。外部の力が、あなた方に対して暴威をふるっているようにみえるとしても、実際には、あなた方の内なるシグナルは、あなた方がこの体験を創造するように、その要求をエーテルの中に送り込んでいるに違いないのです。《恐れ》は、愛の波動と同じように明確に感じることができる、認知可能なエネルギー波動です。あなた方は、《恐れ》は望みではないと思っているかもしれません。しかし、この世界で関心や注目を集めていることの大半は、《恐れ》の波動が引き起こしていることを考えれば、これこそ人類の大多数が創造したいと思っている世界のバージョンに違いない、と私たちに見える理由が理解できるでしょう。この集合的な《恐れ》は、戦争や暴君の脅威の、はるかかなたまで行きます――それは、あなた方の深く根差した感覚に座っている、強力な存在になることへの《恐れ》です。

私たちが、世間や世界の現実について、「こんなはずではないのに」という思いをすることが少なくないのは、現実が多人数の「無意識」によって創られていて、その「無意識」の中身を明確には認識していないためです。間違いなく私たちの「集合的合意」で創っているのですが。
さらに私たちは、因果関係を、もっぱら「3次元の視点」でとらえますが、実際には、非物質領域を含めた複雑な相互作用の結果として、物質次元の現実が現れるわけで、そのすべてのプロセスをたどることができていないということもあります。
結局、重要なことは、私たちの信条や思いの中身でしょう。それが、現実創りを始動するエネルギーの源なので、それをきちんと認識して、必要なら変えることによって、より望ましい現実創りが出来るようになるでしょう。

恐怖心がなぜ起こるのか、誰が起こしているのか、という根本問題があるとしても、私たちには自由意志があります。
恐怖心を抱かないことも自由です。どのみち、恐怖心は私たちの心が創るものだから。
ともあれ、この地球の、この世界の現状は、大局的には私たちの集合意識が(つまり集合的な「恐れ」が)創っているというわけです(そうでなければ、宇宙のメカニズムとして、この現実が現れてこない)。
ちなみに、ここでいう「エーテル」とは、宇宙に遍満して、法則やメカニズムを媒介する波動のようなものです。むしろ「意識や意図を宇宙にインプットして作用を導くための媒体」と言った方が分かり易いかもしれません。大気が、無線通信の媒体になっているようなものですが、それよりもっと精妙なものです。《銀河中心から送られてくる特別のエネルギー》自体は、エーテルではありません。エーテルはむしろ、エネルギーの媒体です。
私たちが、「この時代!」に《銀河中心から送られてくる特別のエネルギー》を、たっぷり受け取って前進するには、まず「恐れ」を克服する必要があるというわけです――政府やマスメディアが(これからも)どれだけ恐怖を煽るキャンペーンを張ってきたとしても。
そのためには、《誰か「力のある人」や「実行力のある人」に引っ張ってもらうのが楽だ(中身の「品質」や「品性」を問わずに!)》、《自分が強力な存在になるのは、何か怖い気がする》---という、(たぶん私たちが明確には認識していない)「習性」から離脱しなければなりません。

●創造の極意

物質的現実であなたが行う選択は、あなたが可能性を信じていることに基づいています。

この簡単な言葉に、たいへん深い意味があります。つまり「可能性を信じ」ていないことは「選択」しないわけで、「選択」の幅を広げるには、たくさん「可能性を信じ」ることが必要です。それは、とりもなおさず、必要なものは何でも創造することができるという、自分の現実創造力を信じることです。

この世に偶然というものはありません。あなたの細胞が、2つの道があればその一方を拒否するように強いるのです――それによって旧友に会わせたり、不快な出会いを避けさせたりします。したがって、あなたの行路で何に出会っても、それはあなたの創造物の一部です。あなたが決めるべきことは、自分には何が得られるかということで、これについては最大限に明確にする必要があります。もしあなたが、外の世界で起こることについて自分は無力だと考えるなら、それは、あなたが現実の場との間で取り交わした信条であり合意です。あなたの細胞は、(現実の中でのあなたの立場についての)その約束を確かなものにするために、あらゆる努力を惜しみません。つまり、あなたがどんな状況に出会ったとしても、そこでの出来事について、あなたは(あなたのお考えの通り)無力になるのです。生物的存在としてのあなた自身を、望むように操縦するための命令セットを造り上げるのは、あなたの信条なのです。そして、膨大に加速しているこの時代には、人類は、思いのエネルギーの扱い方を学ぶべき責任を課せられています。あなたは、あなたという生物的システムのオペレータとしての崇高な責任を受容するべきです――それは、実在界のエネルギーを自在に扱うようになる路線に、乗り続けるための前提です。

あなたの細胞の1つひとつが、あなたが置かれている状況を感知して、その状況の延長上に何があるかを予知する、最高に洗練されたアンテナです。それら細胞の集合としての人体は、サバイバル機能を備えた「生物システム」のようなもので、瞬間ごとの総合判断に基づいて、細胞(群)は、システムの「オペレータ」としての「あなた」にシグナルを送ります。
ある行動の前に、急に気分が悪くなったり、心臓の鼓動が激しくなったりするのは、サバイバル機能の働きである可能性があります。
しかし最終的に判断を下し、行動を決定するのは、「オペレータ」としての「あなた」なのです。これに関して、個々の細胞は、どうすることもできません。
そこで、いつも心を澄ませていて、細胞の知らせを敏感に感じ取り、状況に適切に対処することが、「オペレータ」としての「あなた」の重要な責任になります。いったん方針を決めた後でも、状況によっては《柔軟に果敢に》方向転換することも必要になるでしょう。
この「生物システム」を上手に活用できるようになれば、あなたは「創造の達人」の域に達することになるでしょう。同時に、大きい責任も伴いますが。
ここで重要なことは、「自分には何が得られるか」を明確にすることで、それは「あなたの信条」に依存するのです。

ちなみに、この著作の全体が《創造》のことを、つまり、私たちが本来持っている力に気付いて望ましい現実を自在に創造するための知恵のことを説いています。したがって、「創造の達人」になるためには、この部分だけでなく全体にわたって、一言一句をゆるがせにせず、その含意を汲み取るようにすることが求められます。例えばこの章の中でも、次のような記述があります。
「思いは、文字通り、あなたの心から飛び立って、何であれあなたが考えているものに繋がるのです。そして、エネルギーが加速したこの時代には、何事もずっと迅速に現実化します。現実化の宇宙原理を理解することは、宇宙への鍵を持つようなものです。もしあなたが、自分の思いに気付いていて、意識を集中させた通りのものが得られることを知っていれば、理想的には、あなたは意識して自分が希望する人生を創造していることになります。」
ここにいう「現実化の宇宙原理」とは、この章の冒頭に出てくる《創造のメカニズム》のことです。

そして、楽しくて豊かな自分の人生を創ることについて、何も遠慮することはありません。ただ、自分の心身の健康にとって最適のレベルが、自然に決まってくるということはあります。それを超えるものは、いわば「欲望の暴走」で、からだの問題が、いずれ顕現してくるでしょう。また、他者をコントロールしたり加害したりする性質のものは、カルマの創出につながることもあるでしょう(時間が加速している今は、その反動は迅速に現実化します)。これに該当するものを識別するには、コモンセンスを使いましょう。幸いというか、この世界では、その実例に事欠くことはありません。


珠玉のメッセージ3:健康についての真実
●医療の肥大化を支えるもの

暗示の威力は医学界ではよく知られていますが、そのネガティブな応用を見付けるのは簡単です。危険な太陽や自然に身をさらさすなとか、実際は毒性の化学カクテルに過ぎないワクチンが必要だとかの、情け容赦のない不吉な警告がそれです。あるいは、毎年のインフルエンザ・シーズン到来を人々の頭に刷り込む、重々しく警鐘的な発表です。

現代の西洋医学は、からだと心の連携によって治癒に導くというこの前提を信奉していないので、医薬品の猛烈な使用を、ほとんどの病気への答えとしているようです。しかしそれは、からだが本来持っている知性を否定し、それに影を投げかけるのです。別の見方をすると、この医薬品依存の大隆盛は、からだを治すといわれているが実は毒を使っているので、馬鹿げたことです。いのちの問題に対して、このように薬物治療に過度に依存することは、何か非常に重大な事が起こりつつある知らせなのですが、人々はそれに目を塞ぐように薬を求めています。

誰か他の人に、からだを治して面倒を見る責任を持って欲しいという思いが、揺りかごから墓場までの健康問題を扱う厄介な官僚機構を創り出していますが、その大部分は、人々が心に取り込んだ《条件付けられた恐れ》を基盤にしています。

予防接種の対象としている病気は、感染してもほとんどの人は軽く済み、重篤な状態になるのは千人に1人とか、数千人に1人の話です。それにもかかわらず、全国民に「毒性の化学カクテル」を飲ませようとする。これが、予防接種の本質です。
感染して病状が重くなる場合は、栄養状態による免疫力の低下や別の基礎疾患の存在など、個別の事情が必ずあるはずです。
「努力義務」があるとされている「定期接種」の制度は、人間を十把一絡げに扱う西洋医学の発想の延長です(ちなみに、平成11年の接種率は、[62.5%風疹90ヶ月]~[86.3%ポリオ]でした)。
接種を奨励するために、受けなければ間違いなく発病するかのような言い方をする。接種の前に、ワクチンの危険性のこと、つまり「毒性の化学カクテル」であることを、ほとんど告知しないのが実情でしょう。
しかし、本質が「毒」である以上、その弊害が露呈するのは当然です。
2005年5月30日に、厚生労働省は、年間400万人余りが公費負担で受けている日本脳炎の予防接種の中止を、実施主体である市町村に勧告しました。
すでに1991年以降、このワクチンが原因とされる「急性散在性脳脊髄膜炎(ADEM)」に対して医療費給付が認められたケースが13件あったもので、今回の山梨県の症例を受けて中止を決定したのは、遅きに失したともいえます。
これまでの、日本脳炎ワクチンの接種は何だったのか、また他のワクチンの有効性や危険性はどうなのかが、責任の所在を含めて、真剣に問われるべきでしょう。

「実は毒を使っている」ことを確かめるのは簡単です。書店の家庭医学書などのコーナーにある「薬の本」を1冊だけ手に取ってパラパラとページをめくれば、ほとんどの薬剤について、「使用上の注意」や「副作用」などの記述のオンパレードを見ることができるでしょう。
いったん認可された薬が取り消されたり、副作用について警告が行われるのは日常茶飯事です。

●病気の目的と真因

あなた方は、からだというものは、はっきりした理由もなく故障するもので、当てにできず信頼できないものだと教えられてきたので、自分のからだを恐れることが身についていると思います。このような観念は、限定的な思い込みの見本のようなもので、からだの中での生命力エネルギーの流れを制限するのです。

病気は内なる戦いで、人々が病気になる幾分の理由は、心や感情面での成長をやめてしまって、宇宙や精神領域との連携やエネルギーの利用可能性を閉鎖するからです。

もしあなたが、からだや人生を癒してくれるマジック・ピルを本気で探しているとしたら、それは、あなたの心の中にあります。病気は、あなたの物の考え方が集中した、感情的エネルギーの梗塞が肉体面に表出したものと理解することができます。換言すれば、感情や気持ちを閉じ込めておくと、ブロックされたエネルギーが肉体の不適切な活動を引き起こして、やがて不健康として表出するのです。

病気の、真の中枢的な問題は、未解決の感情的なトラウマです。気弱な考えを持つことや本物でない人生を送ることは、からだを弱くします。そして、深刻な病気の広範な流行は、ほとんどの人が前世紀を通じて、からだの働きについての制限的な思い込みを受け入れてきたことの直接的な結果です。公平に言って、あなた方は次のように自問してみるべきです――「私の自己認識を操ることによって本当に利益を得るのは、一体誰なのだ?」

「生命力エネルギーの流れを制限」したり「エネルギーの利用可能性を閉鎖する」のに最善の方法は、自分の現実を創る力を自分が持っていることを信じないことです。
そして、学校で教わったことを金科玉条とし、社会に出てからの「勉強」を、もっぱらマスメディアに依存すること。---これらは、「限定的な思い込み」の、最大の供給源になっています。
望ましい姿勢は、「宇宙や精神領域との連携」を追求することです。

「感情的エネルギーの梗塞」や「未解決の感情的なトラウマ」とは、心の中の「こだわり」のようなもので、大きいものも小さいものもあるでしょう。
自分で自覚しているものについては、原因となった出来事を「再解釈」した上で、手放すことができます。---「すべて万全のタイミングで起こっている」、「結局は自分が引き寄せたものだ」、「そのお陰で今日の自分がある」、などという風に。
自覚してなくて、心の奥底で「しこり」になっているものもあるかもしれません。それらは、「意図」によって、一括して浄化すればいいでしょう。
《私は、自分が気付いていない心の奥底のトラウマを、すべて手放すことを意図します》

「本物でない人生」の例は、虚飾や背伸びし過ぎること。これは、絶えずストレスを抱えていることになり、それが免疫力を低下させます。

「前世紀を通じて」世界の国々がやってきたことは、西洋の科学や医学を、社会システムの中核に据えることでした。それによって、「からだの働きについての制限的な思い込み」を、しっかり取り込んできたのです。
文明が進化しているはずなのに、現実には「深刻な病気の広範な流行」が絶えることがないのはそのためです。

●家族、祖先および過去生からの影響

明白な意図または信念によって、あなたは自分が指令することを、どんなことでも結局は現実化させるでしょう。あなたの指令の多くは、その実益に関係なく、完全に意識して選ばれます。その他の指令は隠れていて、潜在意識や無意識の心に蓄えられており、タマネギ畑やジャガイモ畑のように見慣れた古くからの家族の思い込みは、あっさりと受け入れられ、異議なく忠実に保持されるのです。ネガティブな姿勢を取り込むことによって家族の制約を伝承することが、世代を通じて似たような家族病を引き起こします。「母がこれこれの病気にかかったから、たぶん自分もやられるだろう」というのは、他者の課題や制約を、自分のものとして取り込む実例です。あなたのDNAは、たくさんの潜在的なパターンを保持しているので、あなたの心的な遺産を賢く選ぶべきです。洞察は観察から生まれます。あなたは、家族の混乱した遺産を超越して、もっと発展的な体験を持つようにしましょう――制限的な思い込みの由来を認識しながら。問題の核心をとらえることができれば、痛みや分離のパターンを、あなたのエネルギー場から解き放つことができるでしょう。

あなたのからだは、あなた自身とあなたの血統上の親族の、全ての体験の――今生とそれを超えた生の、喜び、痛みそしてトラウマの――保管容器です。

苦痛や怒り、あるいは傷や死のトラウマなど癒されていない問題が、過去生から持ち越され、からだの不可解な痛みや慢性の痛みをもたらすことが多くあります。あなたの遺伝子のパターンは、あなたの遺伝血統での出来事に加えて、あなたの様々な転生体験の記憶も保持しているのです。

誰でも、多かれ少なかれ、各家庭が歴史を通じて継承してきた、いわば「文化」の影響を受けています。
そのような継承された「思い込み」には、きちんと検証されていないものがいっぱいあるでしょう。
それらが、無意識のうちに、あなたの現実創りに「貢献」している可能性があります。
「DNAは、たくさんの潜在的なパターンを保持している」ことは事実ですが、それらを選択的に「使用」し、あるいは無用のものを浄化し解き放つことができます。

DNAが血統に繋がる肉体的な形質の「保管庫」であることは、地球の教科書が教えることで、また認識の限界でもあります。
実際には、DNAは、あらゆる情報の「保管庫」で、それらの情報の中には、「血統上の親族の、すべての体験」が含まれており、その体験とは、血統に繋がるすべての親族の「今生とそれを超えた生(つまり、それぞれの過去生)の、喜び、痛み、そしてトラウマ」まで含まれているというわけです。
当然ながら、あなた自身の「様々な転生体験の記憶」も保持されています。もちろんそれらは、あなたの今生での遺伝血統とは何の関係もないものです。
子供が、血統上で近い親族の誰にもない独自の風貌や性格を持って生まれてくるのは、「様々な転生体験」で築き上げた「魂の本質」の表出です。
すべては波動で、波動がDNAを創るのです。血統に由来するのは、DNAの構成要素の一部分に過ぎません。

遺伝子の研究は、近年急速に進歩してほとんど解明し尽くされていると思っている方もいるかもしれませんが、とんでもありません。人類の科学は、ほとんど何も分かっていないのです。人類による遺伝子操作の危険性は、この点にあります。
現時点で分かっているのは、この程度のことです----ヒトのDNAを大きく2つの領域に分けています。約30%を「遺伝子領域」と呼んでおり、そのうち約3%は、タンパク質の合成、つまり肉体的側面に関係しているので、この部分の解明はある程度進んでいます(「エクソン」と呼んでいます)。残りの27%はタンパク質の合成に関与していないので、何のために存在しているのか分からず、「イントロン(介在配列)」と名付けていますが、時には「余分なもの」「厄介もの」「負の遺産」などと呼んでいます。残りの約70%を「非遺伝子領域」と呼んでおり、52%を「偽遺伝子とスペーサー」、18%を「繰り返し配列」という風に分類していますが、いずれにしても、その存在意義が全く分からないので、全体を「がらくた(junk)DNA」などと呼んでいるのです。
DNAについて、肉体(タンパク質合成)に関係しない要素を、「厄介もの」「偽遺伝子」「ジャンク(がらくた)」などと呼称すること自体が、科学者たちの迷妄の深さと傲慢を象徴しています。----彼らは、大腸菌のような原始的な生物のDNAには「厄介もの」がほとんどなく「エクソン」だけが(きれいに)連なっており、高等生物ほど「厄介もの」が多くなる理由が全く理解できなくて、本心は困り果てているはずです。
結局、ある程度その機能が解明できているのは、「エクソン(約3%)」の部分に過ぎません。
ヒトを肉体だけの存在としてとらえる姿勢を変えない限り、DNAの本質に迫ることはできないでしょう。

●心と健康

あなたが信じていることのすべてが、あなたの健康に強い影響力を持っています。それは、あなたが、あなた自身や世間一般のことをどう感じるかが、あなたの肉体の機能や運用管理するシステムに直接的に影響するからです。覚えておくべきことは、あなたが感じることは、常にあなたが信じていることに繋がっているという事実です。つまり、あなたがどう感じるかは、あなたが信じていることの結果なのです。

あなたは、あなたの肉体の責任者で、あなたの健康状態は、あなたが思うこと、感じること、そして感情など、あなたの内なる世界の直接的な反映です。

本質的に、健康は心の状態です。あなたが持っている個人の力を効果的に利用する方法は、あなたの人生には固有の意味がいっぱいあり、すべて起こることにはもっともな理由があると確信することです。健康は財産で、優れた健康の鍵は強力な免疫システムです。そして、強い免疫システムへの単純な鍵は、満足感です。現に進行している人類の意識の変容過程は、あなたの健康と癒しに対して個人的な責任を引き受けることを求めています――あなたのからだと人生に最終的に責任があるのは、あなた自身だからです。

アセンションのプロセスで、地球と地球人類には、宇宙の雛形としての役割があり、期待があります。
私たち1人ひとりの癒しは、自分の過去生や血統に繋がる全親族の癒しになるだけでなく、宇宙の雛形としての地球全体の癒しを経て、宇宙全体の癒しにつながるという構造になっています。幾層にも複雑に絡み合った、たいへんな事業が進行しているわけです。
そのように重大な意味を持つ癒しの「舞台」が、私たちのからだです。
こうした観点からみると、いま、自分の「からだのマネジメント」に責任を持つことの重みが、理解できるのではないでしょうか。
けれども、そのために実際にやることは難しいことではなく、「満足感」が「単純な鍵」になる、という程度のことです。

●からだのメカニズムを知る

あなたのからだは自己治癒システムとして設計されていて、知性を持っており、適切な休養と栄養があれば、健康をもたらすために必要なものは何でも造ることができます――態度と行動の両面を変えることを前提として。からだへの愛や感謝の欠如は、不適切な食習慣や、最適の健康状態を助長する活動そのものに概して無関心であることに表わされるでしょう。繰り返すようですが、あなたのからだは、普通の状態ではあなたに逆らって働くことはありません――あなたの考えや思い込みに、忠実に反応するように創られているのです。からだは、あなたが自分自身に与える愛のエネルギーのもとで元気になります。あなたは、あたかも、あなた自身の愛に値し、人生に値し、人生は生きるに値するかのように、確言し行動するべきです。この確信には、他のことでも同じですが、責任を持って関与する必要があり、そうなることを本当に望むべきです――他の何よりも、自分が欲しいと願うものを創造するように、望むべきです。

あなたの思いや感情が、エネルギーを駆動するのに絶大な力を持っているとしても、物質レベルでは、肉体のシステムを扶養し続けるために、各細胞は優しく愛情のこもったケアを必要とします。各細胞、血液供給、そして各器官はいずれも、あなたが食べる食物、飲む水、呼吸する空気の質、そして浴びる太陽光の量に影響されます。日常の飲食物が健康的であればあるほど、そしてからだのシステムにたくさんの酸素を取り入れれば入れるほど、あなたの細胞はますます活気に満ちてきます。からだは非常に適応性があり、様々な有害エネルギーを効果的に転換させることができますが、それでもあなたの生物学的システムは、特定の支援態勢のもとで最も活力を持つのです。自然は、最良の生命維持エネルギーを供給してくれるので、あなたの感性を養うためにも、もっと自然に浸る時間を持つようにしましょう。また自然は、比類のない美の贈り物に加えて、宇宙エネルギーに満ちた食料や酸素を造る、植物や樹々をはぐくんでくれます。

自分の肉体に対する私たちの意識のあり方が、健康を維持するのに極めて重要だというわけですが、同時に、からだは物理的システムつまり物質的存在である、という側面も無視することができません。
意識(気持ち)だけ高く持っても、物理的なサポートが十分でなければ、からだは万全の機能を発揮することができないのです。
その一環として、「浴びる太陽光の量」が、特に「この時代!」では重要です。そして、「自然に浸る時間を持つ」ことも。

注意しましょう。当局や医学界、そしてマスメディアが、「紫外線の害」を強調することを通じて、「太陽を毛嫌いさせる」大キャンペーンを張っています。
ちょっと陽に当っただけで、誰でも皮膚ガンになるような言い方をします。
彼らは、日焼けは皮膚の表面をメラニンで覆って必要以上の紫外線に当らないようにする正常な反応であること、そして皮膚には修復機能があることを、積極的には教えません。
紫外線と可視光線をゴチャマゼにして、ともかく太陽を悪者にしています。
母子手帳の記載も、以前とは逆転して、子供をなるべく陽に当てないように変更されています。
そもそも、ビタミンDの生成には、(可視光線でなく)紫外線に当たることが必要なのに。
もちろん、季節や目的(スキーや登山、そして海水浴など)に応じて、適度の紫外線防御をすることは望ましいことです。
皮膚の露出部に、オリーブオイルを薄く塗ることをお勧めします。

●「食」の重み

あなたがどんな信条を抱いているとしても、いわゆるファーストフード、脂っこい揚げ物、化学添加物を含む加工食品、砂糖の代替品、そして炭酸飲料などを日常的に摂ることでは、あなたの細胞に最善の機能を発揮させるのに必要な栄養は、ほとんど得ることができません。また、「いい思いを抱き」さえすれば、栄養的に貧弱なものを食べ続けていても、からだは健康でいられるという思い違いをしないでください。物質界の法則にも留意するという、現実的な姿勢を持つべきです。シャワーを浴びることもしないで、清潔でいられるでしょうか? からだは、あなたが食べたものの質と量を、利用し処理しなければなりません。そして最終的に、もしあなたがヘドロを限界まで取り込んだら、からだのシステムは詰まってしまい、機能しなくなるでしょう。

免疫機能を強化するには、賢く食べることが大切です。生の食品に含まれる重要な栄養は、あなたの細胞を養います――穀類、ナッツ類、そして生の果物や野菜は、pHのバランスを整え、からだをアルカリ性にします。生の果物や野菜のジュースも、同様にアルカリ性にし、エネルギーを迅速に供給する働きもあります。アルコール、肉類、コーヒー、チョコレート、酒などは――甘いキャンディーなども同じですが――からだを酸性傾向にします。そして、体が酸性に傾き過ぎると、病気が起こりやすくなります。感情面のあつれき、例えば心配事、疑念、慢性的な不安、怒り、憤慨、嫉妬、そして復讐心なども、からだの化学バランスを酸性傾向にします。からだの消化器系統をアルカリ性に維持することは、最善の健康への最も現実的なアプローチです。pHのアルカリ性は、体重のバランスを整え、また病気に対する生来の免疫性を創って、からだの内部地勢のバランスを整える働きもあるのです。

最良の食品でも、それがよく消化吸収されるには、感情が大いに関係します。怒っている時に食べることは、食べものが十分に分解されないので、健康的ではありません。怒りは、消化吸収と同化を妨げる、状況を操作し支配するエネルギーです。したがって、怒りを覚えたり、操作や支配しようとする状態の時は、まずは水かハーブ茶を大量に飲んで、感情的にバランスが取れてから食べるようにするのが最善です。

「食」の重みとは、肉体という物理的システムをサポートするために「物質界の法則にも留意する」ことが重要だ、ということだけではありません。
「この時代!」において、ヒトのからだが「癒しの舞台」になっており、食べることは「癒し」に直結するのです。
食べること自体が、アセンションへの重要なプロセスです。それも、上に細かく説明されているように、「賢く食べる」ことが大切です。

【参考】アセンション・オンゴーイング[第11回] 何を食べればいいのだろう(私の選択)

●癒しの真髄

覚えておくべきことは、あなたの主観はあなたの思い込みに由来することです。そこで、あなたの思い込みを調べて、あなたの人生を形造るのに使われた素材を確認しましょう。毎日の人生で、あなたの思い込みがもたらしたものを捜し出すようにしましょう。自分のからだについて、どう感じているかを、よく考えてみましょう――家族、友人、親戚、仕事、食べもの、お金、セックスそして宗教などについてと同様に。あなたが、生命力エネルギーを、どのようにして塞いでいるかを見付け出すには、どんな状況でも、自分がどう感じるかを素直に認めることが大切です。あなたは、抵抗したり抑制したりしていないでしょうか、思いを外に出すことをしないで、被害者意識、憤慨、嫌悪、羨望、嫉妬、恥、怒り、罪悪感または心配事などについての深い思いを、我慢し、胸に納め、あるいは隠したりしていないでしょうか? もしあなたが、あなた自身のいわゆる毒を名指しできたら、しめたものです。これは、少しふざけた言い方かもしれません。しかし、あなたの毒を名指しすることによって、自害行為をやっている自分を見つけて、プログラムを変えることができるのです。

自分が希望する現実を造るには、望ましい結果についての、明白で詳細なイメージを創ることです。仮に、あなたが病気だとすれば、短期間で、容易に、そして快い治癒過程を経て、完全に回復することを固く決意するべきです。驚くべき一連の好都合な出来事によって、すべてがうまく運ぶというアイディアを自分のものにしましょう。新しい行動様式を学ぶ鍵は、想像力、視覚化、意志力の活性化、期待感の保持、そして肯定的態度の強化です。あなたは、必ず結果を期待するべきで、そうでなければ何も出て来ないでしょう。想像力を創造的に使って、それに行動が伴えば、結果が出るでしょう。あなたのからだが、今は具合よく機能していないとしても、態度を変えることによって自分自身を癒すことができる力を、あなたは持っています――これは、自己憐憫に気づいてそれを自己受容に変えること、また恐れを希望に、怒りや心痛を許しに変える程度の、簡単なことです。

健康に関しては、やはり自分のからだについての「思い込み」の影響が最も大きく、それはいつかどこかで取り込んでいるはずですが、まるでからだの一部のように意識の奥底に鎮座していて、取り出すのは簡単ではないでしょう。
しかしそれらは、自己加害する「毒」なので、何としてでも見つけ出して、順次解き放っていく必要があります。

ここで大切なことは、軽い「ノリ」です。決して「大変なこと」と思わないことです。
その鍵は、「確信」と「イメージ創り」でしょう。
ここにある、「新しい行動様式を学ぶ」とは、この節の初めに出て来た「物質界でエネルギーの扱い方を学ぶこと」と同義です。
「それに行動が伴えば」の意味は、いいと思うことを着実に継続的に実行すること。それには、例えば、生活のリズムを保つことや、入眠前に実現したいことを「意図する」ことも含みます。

●肉体の重要性

覚えておくべきことは、あなたは、何千年にもわたって蓄積されてきた、エネルギーの大波の先頭にいるということです。そこで、あなたに関係する多くの存在たちが、別の時間のラインや別の現実からやって来て、あなたの観点からの《現実ゲーム》を理解しようとして、あなたに投資しているのです。それをマスターするのに、時間のライン上のあらゆる存在たちの中で、あなたは最高の機会に恵まれています。そして、あなたにとっての最大のチャレンジの1つは、あなたの肉体を機能させる方法を学ぶことです――なぜなら、あなたの観点からは、あなたの肉体は多次元宇宙を航行する乗り物だからです。

私たちが必ずしも明確に認識していない、私たちの強み、そして特権は、《この時代!》に《地球》で《肉体》を持っているということです。
それは、全宇宙のすべての存在が憧憬する得難い体験です。
そこで、「別の時間のライン」や「別の現実」から、つまり私たちの世界の過去や未来からはもちろん、私たちの世界と並行する別の宇宙(平行現実)や様々な非物質界から、「多くの存在たち」がやって来て「あなたに投資」しているというわけです。
「投資」の仕方は様々で、典型的には、あなたに縁のある魂が、あなたの肉体に入り込んで、あなたのアセンションをサポートしながら、自らも、宇宙で未曾有の大転換を体験しようとすることです。それらの魂の多くは善意の存在なので、肉体に入るとしても、いわゆる憑依とは違います。
「投資」の別の形は、肉体には入らず、あなたの近くで、あなたの意識の変化や行動を観察しながら、そこから学ぼうとするものです。
しかし、何といっても、「現実ゲーム」をマスターするのに「最高の機会に恵まれて」いるのは、肉体の持ち主である《あなた自身》だというわけです。
それだけに、「肉体を機能させる方法を学ぶ」ことが、この上なく重要なことになります。
その学びの究極では、例えば、非物質界を含む多次元宇宙へ自由に「航行」することもできるようになるでしょう。その場合、肉体という根拠地があるから安全に行き来できるわけで、そうでなければ、(今の私たちの進化の段階では)宇宙の迷子になってしまうでしょう。

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